<%@LANGUAGE="JAVASCRIPT" CODEPAGE="932"%> hpプリントカートリッジ・清掃方法の巻
   
   
   
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hpプリントカートリッジ・清掃方法の巻
(07/31)


 製図プロッタの定番とも言えるhp社製designjet200〜700シリーズの特徴は、インクカートリッジがヘッド一体式である点です。

 仮にヘッドに傷が生じても、インクを交換してしまえば印刷機能は元通りとなるので、実質的にメンテフリーとも言える使用感が達成されています。

 しかし、うまく印刷されない!!

 あまり頻繁にプロッタで印刷をされない方・特定色しか使われない方に多いのではないでしょうか。これでも他社製品に比べるとhp製品は詰り難い方ですが、それでも詰まる時は詰まります。

 インクジェットプロッタは、液状のインクを用紙に吹き付けて印刷をします。ノズルに溜まっているインクが乾燥し、道が塞がれてしまうと、下の図のように印刷されます。


ヘッド詰りサンプル(軽度)
 

 では、詰まってしまったらどうすれば善いのか?
 プロッタのヘッドクリーニングを何度試しても改善されない!?
 
 この様な場合に、下記のヘッド清掃方法をお試しください。




A.基礎編 (軽度の詰り)


1.
温水で濡らしたティッシュを使って、ヘッドの汚れを拭ぐいます。
2.
何枚かで厚く張り合わせたティッシュを準備し、ヘッド部分に押し当てます。そのまま腕を使って、ヘッドが下になるようにしながら、上下に力いっぱい10回ほど振ってください。
効果:インクが遠心力で急激に噴出されるのにあわせて、詰ったインクが吹き飛びます。

 基本的には、これだけで大部分の詰りが解消されます。これでも直らないとなると、それは重度の症状です。




B.応用編 (重度の詰り)
 <ヘッドを壊す覚悟でお試しください>


1.
超音波メガネ洗浄機を準備します。一般的な市販品でOKです。
2.
人肌より暖かい程度のお湯を張り、ヘッド部分だけを漬けて洗浄を開始します。5分程度です。
3.
何枚かで厚く張り合わせたティッシュを準備し、ヘッド部分に押し当てます。そのまま腕を使って、ヘッドが下になるようにしながら、上下に力いっぱい10回ほど振ってください。
4.
カートリッジをよく拭いてから、プロッタに戻してください。特に背面の電気信号が流れる接点部分は、念入りに拭いて乾燥させてください




C.応用編 (重度の詰り)

 <ヘッドを壊す覚悟でお試しください>


1.
熱湯を張ったコップなどを準備します。
2.
インクカートリッジのヘッド部分だけを熱湯につけ、5分ほど放置します。
3.
何枚かで厚く張り合わせたティッシュを準備し、ヘッド部分に押し当てます。そのまま腕を使って、ヘッドが下になるようにしながら、上下に力いっぱい10回ほど振ってください。
4.
カートリッジをよく拭いてから、プロッタに戻してください。特に背面の電気信号が流れる接点部分は、念入りに拭いて乾燥させてください

BとCではBがお勧めです。しかしこれは機材の都合上環境が限られてしまいます。一般的には熱湯でも十分な効果があります。

これでもダメだとすると、そのインクカートリッジは望みがなく、残念ながら買い換えるしかありません。



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